タカナシ乳業株式会社
タカナシ乳業株式会社
■牛乳のいろは
牛乳類にはどのような種類があるの?
牛乳類には、種類別として、下記のような分類があります。
種類別 | |
牛乳 | 生乳を加熱殺菌したものです。脂肪分を均質化することは、認められています。水や添加物を混ぜたり、成分を除去することは一切禁じられています。 →低温殺菌牛乳、有機牛乳、北海道3.7牛乳酪農王国など |
成分調整 牛乳 | 生乳から水分、脂肪分、ミネラル分などの一部を除去し成分を調整したものです。 →北海道低脂肪乳、生乳仕立てさわやかな朝など |
成分調整牛乳のうち脂肪の含有量が1.5%以下は次のようになります。
種類別 | |
低脂肪牛乳 | 生乳から脂肪分を除去し、0.5%以上1.5%以下にしたものです。 |
無脂肪牛乳 | 生乳からほとんどの脂肪を除いて0.5%未満にしたものです。 誰がウルフマンを書いた |
一方、生乳以外の原料も使用したものは以下のように牛乳と区分されます。
加工乳 | 脱脂粉乳、濃縮乳、無脂肪牛乳、クリーム、バターなどの乳製品を混合したものです。低脂肪タイプ、濃厚タイプがあります。 |
乳飲料 | 乳固形分が3.0%以上のもので、カルシウムや鉄、コーヒーや果汁などを加えたものがあります。 |
牛乳の殺菌方法にはどのようなものがありますか?
乳等省令により「保持式により摂氏63度で30分間加熱殺菌するか、又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌すること」と規定されています。主に下記表の方法があります。
殺菌内容 | 殺菌温度 | 時間 | 殺菌方法 |
低温殺菌 | 63〜65℃ | 30分 | 低温保持殺菌(LTLT) LTLT:Low Temperature Long Time |
65〜68℃ | 30分 | 連続方式の低温殺菌(LTLT)→低温殺菌牛乳、低温殺菌低脂肪牛乳 | |
高温殺菌 | 75℃以上 BEAを果たしたラスベガスのテレビ番組 | 15分以上 | 高温保持殺菌(HTLT) HTLT:High Temperature Long Time |
72℃以上 | 15秒以上 | 高温短時間殺菌(HTST) HTST:High Temperature Short Time | |
超高温 | 120〜150℃ | 1〜3秒 | 超高温瞬間殺菌(UHT)→北海道3.7牛乳酪農王国 さわやかな朝 等 UHT:Ultla High Temperature |
参考資料 : | 飲用乳の表示について 飲用乳の表示に関する公正競争規約及び同施行規則 [解説 Q&A] 平成16年3月 日本乳業協会 Q&A集 牛乳編 |
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低温殺菌牛乳(66℃30分間)と超高温殺菌牛乳(130℃2秒間秒殺菌)と、どう違うの?
栄養価には、差がありません。一番の違いは風味です。超高温で殺菌すると、殺菌の際に牛乳に加熱臭(クックドフレーバー)が付いてしまいます。低温殺菌は、その加熱臭が少ないため、生乳本来の風味をお楽しみいただけます。
jeantyは何ですかあたためたら、固まってしまいました。これはどうして??
牛乳が固まってしまうのは、残存菌が増殖することによります。いわゆる腐敗の状態です。固まったり、ドロドロになってしまったら、飲食は避けてください。
また、低温殺菌牛乳は、超高温殺菌牛乳に比べると日持ちが短くなっています。腐敗菌の増殖を防ぐ為に、10℃以下の保存、開封したらお早めにお飲みいただきますようお願いいたします。
「腐敗の見分け方」
1.目で見る=分離したり、ブツブツができている
2.においをかぐ=ふだんと違うにおいがする
3.味をみる=酸味や苦味がある
4.90℃位まであたためる=豆腐のように固まったり分離してくる
※温めすぎや電子レンジのオート機能での加熱は、突然の沸騰ややけどの原因になりますので
ご注意ください。
牛乳パックの上手なあけかたは??
上手なあけかたを詳しくムービーでご紹介しております。
→「牛乳パックの上手なあけかた」はこちらをご覧ください。
賞味期限と消費期限は何が違うのですか?
法令上は次のように定められています。
賞味期限 | 定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められた期限を示す年月日をいいます。 |
消費期限 | 定められた方法によって保存した場合において、腐敗、変敗その他の商品劣 化に伴い、安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限を示す年月日をいいます。 |
大きく分けると消費期限は品質劣化しやすい食品につけられ、賞味期限は品質が劣化しにくい食品につけられます。消費期限はおおむね5日以内で、弁当、惣菜、ケーキなどの生菓子に、賞味期限はジュース、冷凍食品、スナック菓子などにつけられます。
タカナシの場合、低温殺菌牛乳を「消費期限」とし、それ以外のほとんどを「賞味期限」としています。用語の定義が示す通り、「開封しない状態で、表示にしたがって保存した場合に、品質を保証する期限」のことです。開封後や温度を守らないなど表示の通りに保存しなかった場合はこの限りではありません。
開封後はどのくらい使えるの?
開封することで、パックの中に微生物が入り込むおそれがあります。
牛乳は、牛はもちろん人にとって栄養のバランスが良い食品ですが、これは微生物にとっても同じで、微生物が生育するのに好都合な環境です。
冷蔵庫に入れると、低温なので微生物の生育は抑えることが出来ます。
しかし、冷蔵の温度帯であっても生育・増殖できる微生物がいるため、そのような微生物がパックの中に入り込むと「腐敗」が起こってしまうことがあります。
微生物の中には食中毒の原因となるものもありますので、開封後も要冷蔵を守り、期限に関係なくお早めにお召し上がりください。
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